月別アーカイブ: 2022年11月

犬を飼ってこうなった!激写4選

犬を飼ってこうなった!激写4選

子犬は小さくてころころしていて可愛い!そう思って子犬の頃から飼い始める人も多いと思います。ただ、お迎えする子の性格や躾によっては「こんなはずではなかった」と後悔することも。コーギー2頭と生活している筆者が、子犬時代から体験してきた失敗談を写真付きでお伝えします!

【怪我

  底抜けの体力や元気、好奇心があるのは子犬ならでは。まだしつけられていないことも多く、毎日子犬と奮闘中なんてこともよくあります。ここでは、コーギー2頭の幼犬を育てた筆者辛かったことをあえてご紹介します!

 

●鋭い爪

 小さい子犬は爪が非常に鋭いです。そして子犬の頃はわんぱくなこともあり、事あるごとに抱っこや体を押さえることがあります。その際にどうしても手や腕に切り傷ができてしまいます。

 筆者の場合は大怪我に至ることはありませんでしたが、血が滲むことも少なくありませんでした。傷跡が残ってしまう覚悟も必要です。もちろん子犬は本能的に生きているので、怒ってはいけません。

 また、この鋭い爪がゆえに後述した問題も出てきます。

 

●鋭い乳歯

 犬は乳歯から永久歯に生え変わるまで、むず痒い歯を何かを噛んで過ごそうとします。その時期がちょうど犬の赤ちゃん引取可能な時期と重なるのです。子犬は身の回りにあるものを噛もうとし、飼い主は手の届く範囲を常に注意しなければなりません。

 もちろん飼い主の手も噛みます。最悪穴が開くこともあります。犬種によっては、手足を執拗に噛んでしまう犬(牧畜犬など)や、噛む力が非常に強く大怪我になりかねない犬(大型犬)もいます。

 もしあなたが犬をお迎えしようと考えているのであれば、よく考えてみましょう。

 

●子犬の怪我

 先述した習性が、子犬の思わぬ怪我に繋がることもあります。その一つが感電。電化製品の配線を噛んで、感電してしまうケースです。筆者も実際に扇風機の配線を噛みちぎられてしまい、気をつけていても充電アダプターの線を噛まれてしまいました。無傷だったのが幸いです。

 子犬のうちは家の中には危険がいっぱいです。知らぬ間に子犬が階段や大きな段差に上ってしまって、降りる時に過って骨折してしまうケースもあります。

 人間の子供と同様で、子犬の時期はなかなか目を離すことができません。ですから、ゲージも併用して子犬と飼い主の安全をしっかり確保しましょう。不可抗力で怪我をしてしまうかもしれない、飼育する上でこれだけは覚えておきましょう。

 

 知育おもちゃの一つで、ボールの中に餌を入れて転がしながら餌を獲得していく趣旨のもの。頑丈にできているはずですが、貪欲な食欲の前には歯が立ちません。

 自分では降りられないのに何度も階段を上がってしまうフレン。無理に降りようとせず鳴いて助けを呼んでいましたが、今では柵を設けています。


【物品の損傷・劣化】

 あなたが仕事から帰ってくると、可愛い子犬のお出迎え。思わず疲れも吹っ飛ぶことでしょう。ほっこりするのも束の間、部屋の様子を見て真っ青に…!なんてことを何度も経験してきました。賃貸に住んでいる人必見です!

 

●フローリング

 綺麗だったフローリングは、お迎えした犬の爪痕や失敗したトイレによる床ハゲで傷んでしまいます。しつけができていない間は、トイレ以外の場所に粗相をしてしまうことも多々あります。汚れてしまうことを覚悟するか、マットを敷くなど徹底的な対策をオススメします。

 

●壁紙

 こちらも目立って一部が綺麗に剥がされてしまいます。剥がれる理由は、甘噛みや扉を開けるために前足で引っ掻くからです。甘噛みは次第になくなりますが、引っ掻き癖を直すのはなかなか難しいです。犬でも開けられるドアを設置するなど、DIYが必要になってくるでしょう。

 

●家具

 傷みが及ぶのは家具全体と考えておいたほうが良いでしょう。リビング机、椅子、観葉植物、スマートフォン、ペン、ソファー、クッション、カーペット、カーテン…手の届く範囲すなわち「子犬の行動圏=傷み・劣化が生じる」と覚悟しておいたほうが楽かもしれません。対策によってはそうとは限らないので、あらかじめ調べておくといいかもしれません。

 

 ここまでの写真を見てどうだったでしょうか。戸建でも受け入れられる人、受け入れられない人に分かれると思います。さらにこれが賃貸だったら…修繕費はかなりお高くつくことになるでしょう。

 観葉植物をめちゃくちゃにしてしまった様子。好奇心で近づいた結果、鉢を倒してしまった模様。倒したのはこれ一つではありません。


【誤飲・誤食】

 飼い主が少し目を離した隙に、子犬が犬にとってよくないもの・食べてはいけないものを口にしていて、すっ飛んで病院へ駆け込んだ経験もあります。全ては飼い主の落ち度ですが、飼い主であるからこそ無責任ではいられないのです。

 

●チョコレート
 犬がチョコレートを食べてしまうと、量によっては中毒症状を引き起こし、最悪の場合死んでしまいます。犬は、チョコレートに入っている成分を分解する力が人間よりとても弱いからです。

 筆者はかつて、机の上に置いてあった一口チョコを子犬に食べられてしまった経験があります。子犬は症状の一つである酷い下痢を引き起こし、慌てて病院へ駆け込みました。幸い大事には至りませんでしたが、一度口にしてしまうと取り返しのつかない結果になる可能性も。これ以降、チョコレートは絶対に手の届かない位置に置くようにしています。

 

●タマネギ
 タマネギも犬にとって毒になります。色々な料理に使われる野菜ですが、食材置き場、調理、タマネギ料理、犬が口にしてしまう機会は少なくありません。犬にとって食物である限り、どうしても惹かれてしまうのは仕方がありません。

 代表的な食物としてタマネギを取り挙げましたが、他にも分量によっては毒になる食物はたくさんあります。飼い主として勝手に食物を口にしないようにしつけたり、犬が見える範囲に食物を置かないなど工夫をしましょう。

 

●米袋
 犬種や性格によって異なりますが、食欲旺盛な犬は何でも食べてしまいます。コーギーはその代表犬種でもあります。筆者のコーギーは、夜のうちに米袋からたくさんのお米を食べてしまっていました。米袋は封は開いていたものの、食べられないようくくっていました。5kgは入っていたお米でしたから、胃はパンパンに膨れ上がり苦しそうな声を上げていました。

 結論から言うと、お米を排便したことで元に戻りました。これで反省し、届かない(と思っていた)場所に置いていたドッグフードも袋ごと食べられてしまいました。これが食べてはいけないものだったらと思うとゾッとします。全ては自分の認識の甘さだと悔いています…

 

 初めて犬をお迎えすると、犬自身のキャパシティに驚くことが多々あります。お迎えする以上は予備知識をしっかりと持って、この経験談を活かしていただきたいと思います。

 

ドッグフードを食べ過ぎて明らかに胃が膨らんでしまったコーギー、フレン。もともと食欲が強いとはいえ、ここまで食べ切ってしまうとは思いませんでした。


【買い直し】

 これまでの記述通り、思わぬものを壊されてしまうなんてことはよくあることです。壊されるだけで済めばいいですが、できれば避けたいところ。中でも買い直しを避けられなかったものについてリストアップしました。

 

●メガネ

 視力が悪い人に限られますが、メガネは生活に必須です。手の届かない場所に置いていたつもりが、1度はレンズを割られてしまい、2度目はレンズに傷をつけられてしまいました。

 レンズの傷は我慢すれば良いですが、割られてしまうと即メガネ屋に走るしかありません。お恥ずかしながら1度限りの失態ではないので、似たような物品の置き場所を見直すことをオススメします。

 

●電化製品

 先にも記した充電アダプターは、何本もお釈迦になってしまいました。使用する際は、こまめに抜き差しするようにしました。

 実際の画像がこちら。スマートフォンも注意が必要です。保護カバーには今でも噛み跡が残っています。

 

 新しい命を預かるということは、お金には代えられませんが、確かに費用はかかります。また、飼い主が何らかの犠牲を強いられる覚悟も必要になります。子犬をお迎えする前に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 これらはしつけや、性格が落ち着いてくる2歳頃には落ち着いてくるかと思いますので、それまで辛抱強く頑張りましょう。

 レンズを割られまいと入れていたメガネケースでさえボロボロにされてしまいました。

 筆者の趣味はペンタブレットで絵を描くことです。こちらのペンも幼犬の標的になりました。ペンを2本やられてしまい、締切が近かったこともあり決して安くはないお値段で買い直すハメになってしまいました。

その他のお役立ち記事はコチラから↓


多頭飼い前に考えておきたい!リスト4選

多頭飼い前に考えておきたい!リスト4選

「1匹目をお迎えしたけど兄弟を作ってあげたい」「兄弟でお迎えした方が寂しくないかな?」という理由で多頭飼いを検討する人も多いかもしれません。しかし、実際のことはお迎えしてみないとわかりませんよね。そこでコーギー2頭と生活している筆者が、多頭飼いでの苦労や良かったことを厳選してお届けします!

 

 

【年齢差】

 多頭飼いを少しでも考えているなら、まず考えておきたいのが年齢差。予想外のお迎えだとしても参考になる点を挙げてみました。もちろん、犬の養育費は倍以上になることを覚悟しておきましょう。

 年齢差が大きすぎるのは、飼育に慣れている人以外ではあまりオススメしません。

●同年齢の個体
 (メリット)一生のイベントを同時に歩んでいくため、個体の管理はしやすいでしょう。幼犬の頃に遊びながら犬社会を学び、お互いにしつけを覚えていく。青年期には相手と同等の運動量で犬の生活を謳歌させる一つのポイントでもあります。

 (デメリット)同じライフサイクルを歩むため、老年期のお世話が非常に大変です。犬種によってなりやすい疾患は様々ですが、犬の寿命が延びている近年、認知症や介護の必要性も出ています。最期まで複数の犬をお世話ができるかどうか、もう一度考えてみましょう。

 

●歳下の個体

 (メリット)先住犬より歳下の犬を迎えることで、先住犬が影響を受けて若々しくなる場合や、既にしつけられた先住犬によって新参犬を間接的にしつけてくれる(面倒を見てくれる)こともあります。ただ、これらは性格によるところが大きいです。

 (デメリット)もしお互いの相性が悪かった場合、両者がストレスの原因になってしまいます。最悪の場合、喧嘩による怪我やストレス性の病気になってしまうことも考えておかなければいけません。当然、医療費による出費も重なるでしょう。


【性別】

 犬も性別によって性格の傾向が変わってきます。絶対こうなるとは限りませんが、組み合わせの可能性を考えてみましょう。これに年齢差や性格、相性などの要因も含まれてきます。

 オス:甘えたがり、ナワバリ意識がある、やんちゃ、気が強い

 メス:落ち着きがある、マイペース、おしとやか

オス×メス

 オスを迎え入れた場合、もう一方をメスにすると飼いやすい傾向があるようです(後述参考)。性格のバランスがとれているため、大きなトラブルには至りにくいとされています。メスが子供を産んで里親に困ることがないよう、事前に去勢させるかどうかしっかり考えておきましょう。

 

メス×メス

 先述した性格から、メス同士も飼いやすいとされています。野生動物の世界を見てもわかるように、メスは群れの中で協調性を持ち行動します。このことから、多頭飼いでも安定した生活が送れるだろうとされています。

 

オス×オス

 群れの中でのオスの役割を考えてみると、飼育初心者の人にはあまりオススメできない組み合わせです。同胞の兄弟であれば少し変わるかもしれません。しかし、優位に立とうとするオス同士の組み合わせは相性が悪ければ喧嘩や衝突を生んでしまいます。もしオス同士でお迎えするのであれば、相性面を確認しておきたいところ。


【性格】

 犬と生活していると、その性格も含めて愛らしく感じますよね。人とのコミュニケーションでは上手くいっても、犬同士では問題が生じる…なんてことも。多頭飼いの中で注意しておきたいポイントについて、まとめてみました。

やんちゃ

 怖いもの知らずで何にでも興味を示す性格は、アクティブで退屈なんて思わせない毎日を提供してくれます。あなたはここへもう1匹、犬をお迎えしたとしましょう。その犬がやんちゃであれば、普段のお世話が倍以上に大変になることも考えられますね。その犬が怖がりであれば、先住犬の存在自体がストレスになるかもしれません。

大人しい

 人間の生活音を気にすることなく、飼い主に対して従順な性格は、飼いやすくお互いのペースで毎日を送れるでしょう。新たにやってくる犬は、そのペースを崩すかもしれませんし、上手く溶け込んでくれるかもしれません。性格次第によっては、先住犬との立場が逆転してしまうことも。

怖がり

 信頼しているもの以外には慎重な態度をとりがちな性格は、飼い主のフォロー次第でどんどん新しい世界を広げることができます。新しい犬をお迎えするとして、本当に先住犬の心の準備はできているのでしょうか?先住犬のこれまでの環境、新参犬のこれからの環境を守ることはできるでしょうか。

一人っ子

 ブリーダー以外からお迎えした犬は、犬社会に慣れていない場合が多いです。幼い頃から親兄弟と引き離されたため、他の犬に対してどのような態度をとればいいかわからないためです。お散歩やドッグランでの様子をしっかり見て、「他犬」に対しての意識を見定める必要があるでしょう。

 

 今回はあえてマイナス面を紹介しましたが、いずれにしても「相手との相性」「飼い主の対応」がとても大切になってきます。


【飼育

 ここでは先住犬を迎えたのちに新しい犬を飼うことを想定して、気をつけたいポイントを紹介します。 

●初対面

 初めは先住犬も新参犬も非常に緊張しています。初対面はゲージ越しで匂いの情報交換からはじめましょう。しばらくお互いの様子を見て、触れ合わせるかどうか決めましょう。初飼育の人は、数日間はゲージ越しに慣れさせる機会を設けるのがオススメです。

●慣らし

 犬同士による匂いの情報交換が終わって、険悪な雰囲気でなければ直接対面させてもよいでしょう。ただ、慎重に行いましょう。遊んであげるときやご飯時、散歩時の様子も見ながら、犬同士の相性を見定めておくと後々のフォローに繋がります。じゃれ合いが喧嘩なのか遊びなのか、ここを見るだけでも関係性は大きく見えてくるでしょう。

●対応

 多頭飼いのルールとして、先住犬を優先します。おやつや餌をあげる場合、犬に対してアクションを起こす場合は、先住犬から行います。家の中では先住犬が犬社会での一番のリーダーだからです。

 上記のルールに従い、新参犬がこれを破ろうとするのであれば、「しつけ」としてきちんと「叱る」ことも大切です。新参犬として可愛いがゆえに、どうしても相手をしてしまいがち。犬同士のトラブルを防ぐためにも、先住犬も十分に可愛がってください。

 

 今はSNSなどを通じて多頭飼いの先輩に相談ができるので、積極的に情報を集めていきましょう。飼い主は、お迎えする数だけ命と向き合うこととなるので、慎重な行動をとりましょう。

 他の記事でも、犬の飼育について紹介しています。ぜひ参考にしてください!

 


【体験談】傷病手当申請までの過程

【体験談】傷病手当申請までの過程

 公的支援制度を知っているだけで精神状態が安定する、なんてことはよくあることです。今回は傷病手当について取り上げます。地方によって対応が異なる場合があるので、最終はご自身でご確認ください。



目次
1.休職に至るまで
2.傷病手当について
3.申請書類について
4.申請内容
5.わからないことがあったら


1.休職に至るまで

 不向きな接客業で働いて2年と少し、仕事のストレスからくる不調を騙して過ごしてきましたが、いよいよ深刻な不眠症状が出てきました。そこで医師と相談し、辞職するつもりでまずは休職を申し出ました。

 具体的な症状は、自律神経失調症、IBS、不眠(中途覚醒、早期覚醒)、継続的な微熱などです。自分の職歴の中では長期的に働けていたので、少し休んで復帰する道も考えていました。

 医師に診断書を書いてもらい、それを上司に相談、合わせて診断書の提出を行い、休職に入るタイミングを調整しました。調整できるまで1週間程度の勤務は覚悟していましたが、すぐに休職に入ることができました。



2.傷病手当について

 傷病手当については「全国健康保険協会」サイトから「よくある質問>傷病手当給付金について」を見ると、自身の休職が保険適用されるかどうか記載されています。

 「よくある質問」にも記載されていますが、もし不明点があればご自身の自治体へ直接電話確認してみると良いでしょう。障害年金を受けている場合や、事業主・医師から提出してもらう書類の内容など予め申請書類の内容を見ておきましょう。


3.申請書類について

 提出する申請書は健康保険協会からもらうことができますし、サイトの「申請書>健康保険給付の申請>健康保険傷病手当金申請書」からダウンロードすることもできます。

 休職が長期に至る場合は、複数回に分けて提出するため(※各自要確認)前もって書類のみ準備しておきます。


4.申請内容

 申請書内容を大まかに説明すると、「申請者の情報」、「事業主証明」、「医師の意見書」からなる合計4枚の書類になります。休職に入ってからでも申請はできるので、体調が落ち着いた頃に手続きを行いましょう。提出書類に事業主・医師とのやり取りがあるので、思ったより大変でした。

 筆者がとりあえず1ヶ月の休職に入ってから、実際に申請手続きを終えたのは休職3ヶ月を越えた頃になりました。この度は傷病手当の申請を3ヶ月の期間として行いました。


5.わからないことがあったら

 健康保険協会が近くにある場合は、直接訪ねて確認しながら記入するのが一番でしょう。距離がある場合は、記入できるところだけ記入し、提出時に穴埋めをすると良いかと思います。

 事業主・医師側も申請書類の記入には慣れていると思いますので、申請期間を伝えて提出書類に矛盾がなければ大きな訂正は防げるでしょう。

 最後に、ご自身でも申請書類の書き方について手本と比較しながら確認してください。この記事を読んでいる読者に、安心して休める明日を祈っています。


その他のまとめ記事はこちら↓