犬を飼う前に知っておきたい!リスト4選

犬を飼う前に知っておきたい!リスト4選

コロナ禍で在宅ワークも増え、新しい家族として犬を迎えようと考える人も多いでしょう!コーギー2頭と生活している筆者が、お迎えする前の準備を厳選してお伝えします。

 

【飼うリスク】

 犬も長生きするようになりました。お迎えする犬が10年以上生きることをしっかり考え、ちゃんと世話ができるかどうか、必要なお金(餌代等)を準備できるかどうかを再度考えましょう。

 あなたの愛犬が怪我や病気になったとき、まずは動物病院で診てもらわなければなりません。犬の医療費は人より高いことが一般的です。たとえ愛犬が健康に過ごしていても、ワクチン代等の定期的な出費を考えておきましょう。

 そのほか、犬を飼っていると、家を長期的に空けることが難しくなってきます。あなたの引越し先は必ず「ペットOK」の物件でなければなりません。このような理由で、せっかく迎えた家族を手放すケースが後を絶ちません。

 これらのリスクを検討し、覚悟された暁には、楽しいドッグライフが待っていることでしょう!



【犬種選び】

 心の中で「この子にしよう」と決めている人もいらっしゃるかもしれませんが、改めて犬種について考えていきましょう。

 日々新しい犬種が誕生していますが、種類によって必要な運動量(散歩量)、食事量、犬を取り巻く環境作りは異なります。例えば人気犬種のフレンチブルドッグは、他の犬種に比べて暑さや寒さが苦手です。ですから、夏は空調をきかせたり、冬は暖をとる環境が必要となります。

 筆者が飼っているウェルシュコーギーペンブローク(=コーギー)は、換毛期があるために定期的に抜け毛を整えないといけません。また牧畜犬としての本能から、十分な体力を持っています。逆にいうと、適切な運動量を与えなければ運動不足になるということです。

 犬種によって様々な性格や特徴があり、お迎えしてからの「お金」や「しつけにも関係してきますので、長所や短所をよくチェックしておきましょう。



【お迎え先】

 大きく4つのお迎え方法があります。初めて迎える場合、ご自身で動ける範囲から犬と触れ合うことがいいかもしれません。

●ペットショップ
 一番馴染みのある販売店。全国店舗の場合は、自分好みの個体を遠方から取り寄せ可能です。ビデオ通話で店員から飼育の様子を聞くこともできます。もちろんショーケースに展示されている犬と触れ合うことも大事です。購入後のアフターサービス利用は、初めての人には心強いことでしょう。

 一方でペットショップの個体はブリーダーから卸された犬を販売しているため、販売価格が高くなっています。また、親兄弟と早い時期に離されている犬は、社交性に疎く犬同士の交流には少し訓練が必要かもしれません。

動物愛護施設
 施設によってルールは様々ですが、実際に譲渡を受ける際には条件や事前講習会を設けている団体がほとんどです。「動物愛護施設 犬」で検索すると、各自治体が催している内容にヒットしますので、調べてみると良いでしょう。

 譲渡される犬の中には、色々な事情のもと人に不安感を抱いたり、新しい環境に慣れにくい個体もいます。全ての場合に言えることですが、引き取ろうと考えている犬の様子や性格などの事前情報は、なるべく多く得るに越したことはないでしょう。

ブリーダー
 悪質なブリーダーの存在を除けば、お勧めできる購入先の一つです。ブリーダーへのアクセスは、ブリーダー紹介まとめサイトや、ブリーダー個人のサイトで調べることができます。

 評判や飼育環境、犬の状態やブリーダー自身の対応などをしっかり確認しましょう。飼育が初めての場合は、ネットで一度聞いてみると良いでしょう。犬にとって、幼少期を親や兄弟と過ごすことは生育上とても大事な経験となります。自分がわからないことや不安なことを相談できるブリーダーであることも安心の一つですね!

里親募集
 犬は年齢を重ねればその分だけ、しつけが難しくなります。譲渡の際に、飼育にあたって条件がある場合もありますが、本当に自分の家で飼育できるのかどうか、条件を参考によく考えてみましょう。

 相手飼い主から、その犬の性格や好きなもの、苦手なことなどあらゆる情報を聞いておくと、必ず役立つでしょう。大切に育てられた犬は、最初こそ環境の変化に戸惑うかもしれませんが、必ずあなたのことを愛してくれます。



【お迎え準備】

 いよいよお迎えが決まったら、家内やアイテムを揃えなければいけません。ここでは子犬を迎えることを想定してリストアップします。犬がこれまで使っていた製品がわかる場合、同じものを与えると安心しますよ。

フード類
 ▽ドッグフード(仔犬用)
 ▽フード計量カップ
 ▽餌皿
 ▽水皿(給水器)

トイレ用品
 ▽ペットシート
 ▽マナーパンツ
 ▽ペット用クリーンシート

ハウス用品
 ▽ハウス(サークル)
 ▽タオルケット

おもちゃ類
 ▽噛んで遊べるもの


 あとは、犬と生活を始める中で必要だと思ったものを買い足していきましょう。これらの準備物については、他の記事でも取り上げていますので参考にしてください!