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犬を飼ってこうなった!激写4選

犬を飼ってこうなった!激写4選

子犬は小さくてころころしていて可愛い!そう思って子犬の頃から飼い始める人も多いと思います。ただ、お迎えする子の性格や躾によっては「こんなはずではなかった」と後悔することも。コーギー2頭と生活している筆者が、子犬時代から体験してきた失敗談を写真付きでお伝えします!

【怪我

  底抜けの体力や元気、好奇心があるのは子犬ならでは。まだしつけられていないことも多く、毎日子犬と奮闘中なんてこともよくあります。ここでは、コーギー2頭の幼犬を育てた筆者辛かったことをあえてご紹介します!

 

●鋭い爪

 小さい子犬は爪が非常に鋭いです。そして子犬の頃はわんぱくなこともあり、事あるごとに抱っこや体を押さえることがあります。その際にどうしても手や腕に切り傷ができてしまいます。

 筆者の場合は大怪我に至ることはありませんでしたが、血が滲むことも少なくありませんでした。傷跡が残ってしまう覚悟も必要です。もちろん子犬は本能的に生きているので、怒ってはいけません。

 また、この鋭い爪がゆえに後述した問題も出てきます。

 

●鋭い乳歯

 犬は乳歯から永久歯に生え変わるまで、むず痒い歯を何かを噛んで過ごそうとします。その時期がちょうど犬の赤ちゃん引取可能な時期と重なるのです。子犬は身の回りにあるものを噛もうとし、飼い主は手の届く範囲を常に注意しなければなりません。

 もちろん飼い主の手も噛みます。最悪穴が開くこともあります。犬種によっては、手足を執拗に噛んでしまう犬(牧畜犬など)や、噛む力が非常に強く大怪我になりかねない犬(大型犬)もいます。

 もしあなたが犬をお迎えしようと考えているのであれば、よく考えてみましょう。

 

●子犬の怪我

 先述した習性が、子犬の思わぬ怪我に繋がることもあります。その一つが感電。電化製品の配線を噛んで、感電してしまうケースです。筆者も実際に扇風機の配線を噛みちぎられてしまい、気をつけていても充電アダプターの線を噛まれてしまいました。無傷だったのが幸いです。

 子犬のうちは家の中には危険がいっぱいです。知らぬ間に子犬が階段や大きな段差に上ってしまって、降りる時に過って骨折してしまうケースもあります。

 人間の子供と同様で、子犬の時期はなかなか目を離すことができません。ですから、ゲージも併用して子犬と飼い主の安全をしっかり確保しましょう。不可抗力で怪我をしてしまうかもしれない、飼育する上でこれだけは覚えておきましょう。

 

 知育おもちゃの一つで、ボールの中に餌を入れて転がしながら餌を獲得していく趣旨のもの。頑丈にできているはずですが、貪欲な食欲の前には歯が立ちません。

 自分では降りられないのに何度も階段を上がってしまうフレン。無理に降りようとせず鳴いて助けを呼んでいましたが、今では柵を設けています。


【物品の損傷・劣化】

 あなたが仕事から帰ってくると、可愛い子犬のお出迎え。思わず疲れも吹っ飛ぶことでしょう。ほっこりするのも束の間、部屋の様子を見て真っ青に…!なんてことを何度も経験してきました。賃貸に住んでいる人必見です!

 

●フローリング

 綺麗だったフローリングは、お迎えした犬の爪痕や失敗したトイレによる床ハゲで傷んでしまいます。しつけができていない間は、トイレ以外の場所に粗相をしてしまうことも多々あります。汚れてしまうことを覚悟するか、マットを敷くなど徹底的な対策をオススメします。

 

●壁紙

 こちらも目立って一部が綺麗に剥がされてしまいます。剥がれる理由は、甘噛みや扉を開けるために前足で引っ掻くからです。甘噛みは次第になくなりますが、引っ掻き癖を直すのはなかなか難しいです。犬でも開けられるドアを設置するなど、DIYが必要になってくるでしょう。

 

●家具

 傷みが及ぶのは家具全体と考えておいたほうが良いでしょう。リビング机、椅子、観葉植物、スマートフォン、ペン、ソファー、クッション、カーペット、カーテン…手の届く範囲すなわち「子犬の行動圏=傷み・劣化が生じる」と覚悟しておいたほうが楽かもしれません。対策によってはそうとは限らないので、あらかじめ調べておくといいかもしれません。

 

 ここまでの写真を見てどうだったでしょうか。戸建でも受け入れられる人、受け入れられない人に分かれると思います。さらにこれが賃貸だったら…修繕費はかなりお高くつくことになるでしょう。

 観葉植物をめちゃくちゃにしてしまった様子。好奇心で近づいた結果、鉢を倒してしまった模様。倒したのはこれ一つではありません。


【誤飲・誤食】

 飼い主が少し目を離した隙に、子犬が犬にとってよくないもの・食べてはいけないものを口にしていて、すっ飛んで病院へ駆け込んだ経験もあります。全ては飼い主の落ち度ですが、飼い主であるからこそ無責任ではいられないのです。

 

●チョコレート
 犬がチョコレートを食べてしまうと、量によっては中毒症状を引き起こし、最悪の場合死んでしまいます。犬は、チョコレートに入っている成分を分解する力が人間よりとても弱いからです。

 筆者はかつて、机の上に置いてあった一口チョコを子犬に食べられてしまった経験があります。子犬は症状の一つである酷い下痢を引き起こし、慌てて病院へ駆け込みました。幸い大事には至りませんでしたが、一度口にしてしまうと取り返しのつかない結果になる可能性も。これ以降、チョコレートは絶対に手の届かない位置に置くようにしています。

 

●タマネギ
 タマネギも犬にとって毒になります。色々な料理に使われる野菜ですが、食材置き場、調理、タマネギ料理、犬が口にしてしまう機会は少なくありません。犬にとって食物である限り、どうしても惹かれてしまうのは仕方がありません。

 代表的な食物としてタマネギを取り挙げましたが、他にも分量によっては毒になる食物はたくさんあります。飼い主として勝手に食物を口にしないようにしつけたり、犬が見える範囲に食物を置かないなど工夫をしましょう。

 

●米袋
 犬種や性格によって異なりますが、食欲旺盛な犬は何でも食べてしまいます。コーギーはその代表犬種でもあります。筆者のコーギーは、夜のうちに米袋からたくさんのお米を食べてしまっていました。米袋は封は開いていたものの、食べられないようくくっていました。5kgは入っていたお米でしたから、胃はパンパンに膨れ上がり苦しそうな声を上げていました。

 結論から言うと、お米を排便したことで元に戻りました。これで反省し、届かない(と思っていた)場所に置いていたドッグフードも袋ごと食べられてしまいました。これが食べてはいけないものだったらと思うとゾッとします。全ては自分の認識の甘さだと悔いています…

 

 初めて犬をお迎えすると、犬自身のキャパシティに驚くことが多々あります。お迎えする以上は予備知識をしっかりと持って、この経験談を活かしていただきたいと思います。

 

ドッグフードを食べ過ぎて明らかに胃が膨らんでしまったコーギー、フレン。もともと食欲が強いとはいえ、ここまで食べ切ってしまうとは思いませんでした。


【買い直し】

 これまでの記述通り、思わぬものを壊されてしまうなんてことはよくあることです。壊されるだけで済めばいいですが、できれば避けたいところ。中でも買い直しを避けられなかったものについてリストアップしました。

 

●メガネ

 視力が悪い人に限られますが、メガネは生活に必須です。手の届かない場所に置いていたつもりが、1度はレンズを割られてしまい、2度目はレンズに傷をつけられてしまいました。

 レンズの傷は我慢すれば良いですが、割られてしまうと即メガネ屋に走るしかありません。お恥ずかしながら1度限りの失態ではないので、似たような物品の置き場所を見直すことをオススメします。

 

●電化製品

 先にも記した充電アダプターは、何本もお釈迦になってしまいました。使用する際は、こまめに抜き差しするようにしました。

 実際の画像がこちら。スマートフォンも注意が必要です。保護カバーには今でも噛み跡が残っています。

 

 新しい命を預かるということは、お金には代えられませんが、確かに費用はかかります。また、飼い主が何らかの犠牲を強いられる覚悟も必要になります。子犬をお迎えする前に、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 これらはしつけや、性格が落ち着いてくる2歳頃には落ち着いてくるかと思いますので、それまで辛抱強く頑張りましょう。

 レンズを割られまいと入れていたメガネケースでさえボロボロにされてしまいました。

 筆者の趣味はペンタブレットで絵を描くことです。こちらのペンも幼犬の標的になりました。ペンを2本やられてしまい、締切が近かったこともあり決して安くはないお値段で買い直すハメになってしまいました。

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