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【体験談】傷病手当申請までの過程

【体験談】傷病手当申請までの過程

 公的支援制度を知っているだけで精神状態が安定する、なんてことはよくあることです。今回は傷病手当について取り上げます。地方によって対応が異なる場合があるので、最終はご自身でご確認ください。



目次
1.休職に至るまで
2.傷病手当について
3.申請書類について
4.申請内容
5.わからないことがあったら


1.休職に至るまで

 不向きな接客業で働いて2年と少し、仕事のストレスからくる不調を騙して過ごしてきましたが、いよいよ深刻な不眠症状が出てきました。そこで医師と相談し、辞職するつもりでまずは休職を申し出ました。

 具体的な症状は、自律神経失調症、IBS、不眠(中途覚醒、早期覚醒)、継続的な微熱などです。自分の職歴の中では長期的に働けていたので、少し休んで復帰する道も考えていました。

 医師に診断書を書いてもらい、それを上司に相談、合わせて診断書の提出を行い、休職に入るタイミングを調整しました。調整できるまで1週間程度の勤務は覚悟していましたが、すぐに休職に入ることができました。



2.傷病手当について

 傷病手当については「全国健康保険協会」サイトから「よくある質問>傷病手当給付金について」を見ると、自身の休職が保険適用されるかどうか記載されています。

 「よくある質問」にも記載されていますが、もし不明点があればご自身の自治体へ直接電話確認してみると良いでしょう。障害年金を受けている場合や、事業主・医師から提出してもらう書類の内容など予め申請書類の内容を見ておきましょう。


3.申請書類について

 提出する申請書は健康保険協会からもらうことができますし、サイトの「申請書>健康保険給付の申請>健康保険傷病手当金申請書」からダウンロードすることもできます。

 休職が長期に至る場合は、複数回に分けて提出するため(※各自要確認)前もって書類のみ準備しておきます。


4.申請内容

 申請書内容を大まかに説明すると、「申請者の情報」、「事業主証明」、「医師の意見書」からなる合計4枚の書類になります。休職に入ってからでも申請はできるので、体調が落ち着いた頃に手続きを行いましょう。提出書類に事業主・医師とのやり取りがあるので、思ったより大変でした。

 筆者がとりあえず1ヶ月の休職に入ってから、実際に申請手続きを終えたのは休職3ヶ月を越えた頃になりました。この度は傷病手当の申請を3ヶ月の期間として行いました。


5.わからないことがあったら

 健康保険協会が近くにある場合は、直接訪ねて確認しながら記入するのが一番でしょう。距離がある場合は、記入できるところだけ記入し、提出時に穴埋めをすると良いかと思います。

 事業主・医師側も申請書類の記入には慣れていると思いますので、申請期間を伝えて提出書類に矛盾がなければ大きな訂正は防げるでしょう。

 最後に、ご自身でも申請書類の書き方について手本と比較しながら確認してください。この記事を読んでいる読者に、安心して休める明日を祈っています。


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