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動物病院での飼い主の務め5選

動物病院での飼い主の務め5選

 「犬の様子がいつもと変?」「怪我をした」「様子がおかしい」など、共に過ごしている家族に何かあればとても不安になってしまいますよね。今回はそんな場合に備えて、飼い主ができることや動物病院での対応について、コーギー2頭と暮らしている筆者がお伝えします!


目次
1.性格や体調の把握
2.状況・容態の把握
3.記録に残す
4.診察中のケアをする
5.経過観察をする

1.性格や体調の把握

 すでにほとんどの飼い主がしていることだと思いますが、「普段の様子」を知る習慣をつけておきましょう。例えば普段の食事量、運動量、行動のクセ、排泄内容などです。日々の様子を知っていれば、「普段と違う」ことに気づくきっかけにもなるので、体調変化の早期発見にもつながります。

 上記のことは個体によって異なります。他の犬と違うからといって、むやみに心配することはありません。まずは自分の犬がどのような個体なのか、行きつけのかかりつけ医にも相談しながら把握することが大切です。

 特に、排泄物から得られる情報は多いです。これは人間でも同じことです。フードをよく消化できているか、異物を食べていないか、病気の前兆が出ていないかを知ることができます。

2.状況・容態の把握

 もし自分の犬に何か異変を感じた場合、獣医師への情報提供のために事態の前後の様子を確認しておきましょう。

 ここで筆者が実際に動物病院にかかったときの例を挙げます。
(1)症状:下痢
   様子:食欲や行動に変化はなかったが、下痢状の排泄物に透明のゲルのようなものが付着していた。

(2)症状:軽度の捻挫
   様子:激しい運動後に睡眠をとり、その後しばらく右前脚を引きずるようにしていた。歩きに痛がる様子は見られなかった。

 獣医師に適切な処置をしてもらえるように、飼い主が冷静に犬の状態を把握しておきましょう。ただこれは素人観察なので、あくまで客観的な情報提供に努めましょう。

3.記録に残す

 情報を的確に伝えるために、記録があるのとないのでは大違いです。もしスマホのムービーや写真で記録できそうであれば、必ず残しておきましょう。日付や時間も同時に記録されるので、有用な情報となります。そのままデータを獣医師に見せることで、より正確に状況を伝えられるでしょう。

 病院にかかることがあれば、そのことをSNSなどに記録するのも今後何かあったときの参考になるでしょう。

4.診察中のケアをする

 いざ動物病院で診察を受けるときに飼い主に心がけてほしいことが、飼い犬のケアです。あなたの愛犬はただでさえ見知らぬ場所へ連れてこられて不安なうえ、体調が悪いかもしれないのです。

 そんな状態の犬を、獣医師や看護師に任せきりにして「愛犬をスマホで撮影」するようなことはやめましょう。動物に絶対はありません。普段はおとなしい性格でも、恐怖心から牙を剥く可能性があります。ここでは、それを緩和するのが飼い主の重要な役目です。体を撫でながら、普段通りに優しい声かけをしましょう。

 かかりつけの動物病院は複数持つことを推奨します。筆者が通っている動物病院は、完全予約制と予約不要の2件です。緊急時でも診てもらえる病院があることは、何かあった場合にとても心強いです。夜間診療対応可能かどうかも確認しておきましょう。

5.経過観察をする

 病院の先生から指示や処方を受けた後も、飼い主がその後の様子を見守りましょう。先述した内容に気を留めておくと、いざとなったときに役立つでしょう。普段から犬を愛している飼い主であれば、日常的な生活に組み込まれていることかと思います。

 そのまま末長く愛情を注いであげてください。

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